マチは、所々メッキがはがれてくすんだ銀色が剥き出しの携帯を、涼に見せた。

前野を奈落の底に突き落とした本人の携帯。


待受画面の中で、デビューしたてのアマが未だ垢抜けない笑顔をみせていた。